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ペットの飲み水

フェレットの水やりの注意点

フェレットは、たいへん好奇心の強い動物で、また素早い動作ができる敏捷性も持っているのが特徴です。

このためフェレット飼いの基本は飼い主が十分に相手をしてやらないとストレスをためてしまうとさえいわれています。

そこで、飼い主もフェレットのために部屋を解放して遊ばせるといった事にもなりますが、フェレットの特徴が災いしてか、誤飲や誤食による事故が多いといわれます。

フェレットのそばで、人間がお菓子などを飲食したりすると、誤って落ちたものをすかさず口に入れてしまう事もあります。

落ちるのを待たず、食べている最中に飛び乗って奪ってしまうこともあるようです。

フェレットの中には石鹸が好きな子もいるようで、お風呂でシャンプーをしている時に油断すると石鹸にかじりつくといった事例もあるようです。

フェレットにとって明らかに毒性のあるものは、カカオ由来の成分を含むチョコレート食品やネギ類、そしてカフェインなどを含む飲み物です。

こういったものは普通の生活では珍しくありませんので、うっかり放置している場合も多いでしょう。

ちょっと飼い主が油断した時に板チョコを半分平らげたフェレットもいたといいます。

チョコレートは中毒して死亡する場合もあるので注意が必要です。

フェレットは好奇心旺盛で、小さな隙間でもあればどんな場所にでも入り込みます。

飼い主の気づかない場所にあったものは、何でも誤飲の危険性がありますし、電気の配線やガスのホースなど、大事故につながる危険性もあります。

押し入れや戸棚に置かれた液体洗剤や薬品など有害な液体に触れたり、化粧品さえも飲み込んでしまう危険性も高いでしょう。

特に台所などは、フェレットに害のある食材やゴミ、洗い場の残り水や洗剤といったものが多いところです。

お風呂場でも同様ですが、さらに風呂場では溺れるフェレットもいるようです。

飼い主が気を付けてもそれ以上に素早く誤食、誤飲をする場合もありますので、はじめから立ち入れないようにするのが良いでしょう。

もし、フェレットが誤飲してしまった場合には、すぐに専門の獣医さんに相談して対処するしかありません。

飲み込んだものがどんなものかわからない時は、手遅れになる危険性も高く、これも飼い主の責任です。

誤飲の処置は飲んだものによって異なりますが、開腹手術になると10万円を超える高額な治療費がかかります。

フェレット用のラキサトーンは毛玉を体外に出やすくする薬品です。

下剤のように誤飲の自家療法として使用するとさらに危険な状態を招く場合がありますので、必ず医師の指示に従うようにしてください。


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