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ペットの飲み水

ハリネズミの赤ちゃんの水分ケア

ハリネズミの赤ちゃんの水分ケア

ハリネズミの赤ちゃんのケアは出産後母親が面倒を見るので普通は考えなくても良いでしょう。

しかし出産後一週間程度は母親が過敏になっているので、飼い主であってもなるべく刺激を与えない方が良いでしょう。

本来ハリネズミは他の動物に比べて子煩悩であるため、母親の育児拒否などは見られません。

しかし飼育下では環境の変化に過敏に反応してまれに育児拒否が見られる場合もありますので、なるべく刺激を与えないようにします。

離乳食と水

赤ちゃんハリネズミは生後14~18日位で、目が開き体毛も生えそろってきます。

生後3週間頃になれば。

歯が生え始めます。

また、自分で巣箱から出て活動をはじめます。

この時期は母親のお乳から離れ自分で食事や飲水を得る段階になりますので、ハリネズミ専用フードを食べやすく流動状にした物にネコ用ミルクやゴートミルクを混ぜた物を1日数回に分けて与えます。

離乳期間の食事はだんだん水分を減らし生後2~3ヶ月で親と大体同じ大きさになる頃には親と同じような水やりやエサの習慣を身につけて行きます。

育児期の母親の栄養管理も大切です。

特に動物性タンパク質・カルシウムが極端に不足すると母乳がうまく供給されず赤ちゃんの発育不良を招いたり母親がストレスで育児拒否や子どもを食べてしまう事もありますので注意してください。

出産後はすぐに父親は別のケージに離します。

これは父親が赤ちゃんを攻撃するためです。

人工授乳について

何らかの原因で母親のケアが得られない場合や、生後9日程度でペットショップで販売されているような場合など、人工授乳が必要になる場合があります。

特にまだ歯の生え揃っていない赤ちゃんハリネズミの場合は一日でも早く母親から引き離されるだけでとても病気になりやすいものです。

赤ちゃんを人工飼育する場合は初めから難しい事を念頭にいれて行うようにします。

赤ちゃんハリネズミの飼育の例では、ショップで購入したメスのハリネズミがはじめから妊娠していたようで、飼育中に出産した事例があります。

この場合母親は当初から赤ちゃんに授乳する様子が無かったため、飼い主は人口授乳に踏み切ったそうです。

代用のネコ用ミルクは人肌程度の温度に温めて、1日数回に分けて。

スポイトで飲ませ当初は元気に見えたのですが、生後9日頃からミルクがうまく消化できず前のミルクがお腹で溜まった状態となり翌日死んでしまったそうです。

この場合はミルクを与える時に母親の体温と同じ条件が難しく、食後も自分だけで丸まって寝ていた事による低体温による衰弱と考えられます。

この例でもわかるように、ハリネズミの赤ちゃんは実の母親であっても死なせてしまう場合があるぐらいですから、人工授乳はかなり難しいと思われます。


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