ヤマネに与える水の要点
ヤマネの特徴
一般にヤマネと呼ばれる動物は、日本にも野生で生息しています。
体長6センチぐらいの小さくてネズミのような、かわいい動物です。
ペットとして飼うことができるのはアフリカヤマネといって主にアフリカ原産の幾つかの種類です。
性質は小心で逃げ足も速く、人に懐くものもいれば、全く警戒して懐いてくれないものもいるようです。
ヤマネの水を与え方
はじめてヤマネを飼育する時は、迎える前にヤマネの生活の場所であるケージや必要な機材を準備しておく方が良いでしょう。
ヤマネは小さくて機敏なのでうっかりするとすぐに逃げて物陰に隠れてどこにいるのかわからなくなります。
連れてきてから居場所の確保や水、エサなどの準備であわてなくても良いように前もってケージや敷材、エサ入れ、水容器、巣箱などを準備しておくと良いでしょう。
ヤマネに与える水は特別なものは必要ありません。
清潔で新鮮なものであれば普通の水道の水で問題ありません。
ヤマネは小さいのでケージは網など隙間のあるものは逃げ出すおそれもあるので使わない方が良いでしょう。
ヤマネ用に使われるのは水槽や衣装ケースといったものが一般的です。
ヤマネの体にあわせるとそれほど大きなケージは必要としませんが、巣箱や水の場所、エサなどの場所を確保しますと案外大きなケージでもヤマネにとって窮屈になる場合があります。
コンパクトなケージですとヤマネの排泄物や食べ残し、汚れたり湿った床材などを交換する時に便利です。
ヤマネはトイレの場所などを気にしませんので、ケージ内は不潔になりやすいものです。
自分の管理ができるようにあらかじめ考えてヤマネの数や設備の配置を決めておくと良いでしょう。
ヤマネの給水には給水ボトルを設置すると便利です。
床置き式の水入れも利用できますが、水が汚れやすく飲んだ量もわかりにくいという欠点があります。
また、ヤマネが飛び込んで体を濡らしてしまったり、場合によっては溺れてしまう心配もあるので、できれば給水ボトルが良いと思います。
給水ボトルもちょっとした原因でトラブルが発生したり、ヤマネによっては水を飲まない場合もありますが、もしヤマネを販売しているショップで使っているものがわかるのであれば同じようにしてあげると飲みやすいでしょう。
飲み口に近づかないヤマネには、甘い蜂蜜などを飲み口に塗ってやると飲むようになった例もあるようです。
水を与える場合の注意点
ヤマネの水を交換するときは、エサや汚れた床材などもきれいに取り除きます。
見た目は汚れているように見えなくても臭いなどがする場合はケージごと定期的に水洗いする方が良いでしょう。
毎日の世話ではどうしてもケージを開けてヤマネをびっくりさせる事になりますので脱走にも注意してください。
逃げ出そうとするヤマネをあわてておさえるとすぐに骨折や尾切などの事故にもつながりますので注意してください。
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