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ペットの飲み水

ハムスターの水豆知識

ハムスターの水やりで、関連知識をまとめてみました。

ハムスターの水の量

ハムスターは砂漠などの周辺地域が故郷です。

体の水分代謝も乾燥地に適応して効率よくできています。

そのため水分は少量あれば生活でき、尿は正常でも濃縮され濃いのが普通です。

一般にハムスターが必要とする水分量は、1日に体重の10%から15%程度でゴールデンは10~30cc、ドワーフは5~8cc程度です。

水分の豊富なフレッシュな草があれば、必要水分量も確保できるので、原産地など水の少ない乾燥地であっても葉につく露などで水分を補給する程度と考えてよいでしょう。

ペットの場合には、食物による水分補給は調節が難しいので、ペッレットなどを主食とし、必要な栄養素のバランスを保ちつつ、水分は給水するのが基本です。

給水器とブラシ

ハムスターの飲水を与えるのに便利なのが、給水ボトルです。

衛生的に必要なだけ水を飲むことができて、周囲に水がこぼれない、減った水の量もよくわかり、水交換も簡単であるといった点で給水ボトルの利用者はもっとも多いようです。

給水器は、いつも使うものだけに、予備ボトルを準備しておくと、故障などのトラブル時や清掃の際に便利です。

また給水ボトルで忘れやすいのが、給水口やボトル内部を洗う道具です。

専用のブラシがあるのと無いのでは、毎日の管理の負担が大幅に変わってきます。

専用のブラシは、給水器と同様、ハムスター飼育の必需品です。

果物の危険性

ハムスターの味覚は、甘さに対して敏感なようで、甘味があると野菜でも果物でも水分過剰なほど食べすぎる場合があります。

そのため水分過剰で下痢になったり、人間と同様、糖尿病になってしまうハムスターもいるようです。

果物や野菜の中には、人間には無害でもハムスターにとって毒となるしゅう酸やカルシウム、サポニン、各種酵素やアルカロイドの含まれている危険な成分も多いので、あらかじめ調べておくとよいでしょう。

果物は刺激成分や糖分や水分が多いものが普通なので、あまり与えない方がよいという意見もあるようです。

ミネラルウォーターは危険?

ハムスターにミネラルウォーターを与えるのはどうかという疑問がでるようですが、水分補給の点から言えば、水道水の他は特に必要ないものです。

最近は人間用、ペット用を問わず、健康志向からいろいろな水が販売されていますが、ハムスターには特別な水を理由もなく飲ませるのはおすすめできません。

特にカルシウムの豊富なミネラル水は、ハムスターのカルシウム代謝に負担を与え、結石や腎臓、膀胱などの尿疾患にも繋がります。

通常でも濃いめの尿となるハムスターは、尿関係の感染症になりやすく、そのためにも新鮮な水を十分に与える必要があります。

カルシウムの含まれた水は逆にハムスターの負担を高める結果となります。


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