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ペットの飲み水

子ウサギと水

ウサギは、一度体調を損なうと命に関わるような衰弱で急に死んでしまうことがあります。

子ウサギは大人のウサギよりもさらにデリケートで、下痢などの異常があらわれたら、なかなか回復しないだけではなく、飼い主の手当ての余裕もなく、突然死んでしまうこともあるようです。

子ウサギに水を与える場合の注意点

子ウサギの体調管理でもっとも危険なのは、エサの管理でしょう。

子ウサギは消化機能が安定していないのが普通で、エサの種類や量の変化、環境によるストレスによって体の水分調節や体調バランスが壊れやすいデリケートな状態といえます。

本当なら、親ウサギと一緒に暮らしながら授乳や食糞などで免疫力を身に付けていくはずの子ウサギですが、流通上の理由から早々に親から離され、移動などのストレスを受けやすい子ウサギの購入には注意が必要です。

子ウサギの飼育では、購入して家にやってきた直後から数週間が最も難しい時期です。

売り場の飼育環境から新しい環境に変わるだけではなく、エサの種類や、水分の摂取が変わってしまうので、ストレスに順応する前に体が弱って死ぬ場合が多いのです。

子ウサギの場合、体調がおかしくても病気でダウンする直前まで気づかない場合もあります。

体調がわるくなると食欲がなくなり、食べたものもうまく消化できずに下痢が出ます。

このような状態になりますと脱水症状のためショックにより死亡することが多いとされます。

体調不良になった時

子ウサギの体調不良で下痢が見られる場合は、エサは繊維質の豊富な牧草など少量を与えるようにして、水分調節の難しい野菜や果物をひかえるようにします。

また水は脱水症状を防ぐため十分に飲めるように与えます。

自分で飲む気力がなくなっている場合でも飼い主が飲ませてあげなくてはいけません。

同時に体温管理も十分におこない、子ウサギの体が冷えないように暖めてあげます。

子ウサギが下痢になると、なかなか助からないといわれますが、それでも飼い主にできる対策は十分な水分補給と体を冷やさないことです。

そして早めにウサギ専門の獣医さんに相談しなくてはいけません。

ウサギの場合は、抗生物質の点滴や注射は効かないことが多いようです。

また子ウサギの場合は病院までの移動でさえ重いストレスとなるようです。

子ウサギの水管理

子ウサギを購入する場合は、少なくとも親と2ヶ月以上暮らした抵抗力のある子ウサギを選ぶようにし、家に迎えた最初の1ヶ月程度は環境に慣らすという意味で、エサもいろいろ与えず、基本的な乾草やペレットを少な目に1日2回に分けて与えます。

この時水も新鮮なものに交換しますが、飲み水だけは絶対不足しないように与える必要があります。


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