我が家のネコの水

自宅ので飼っている猫の水で、いろいろと悩んでいる飼い主さんも多いようですね。

水を与えても飲んでくれない、勝手に風呂場や流し台の残り水を飲んで大丈夫かといった問題、健康のために水に代わる飲み物はないかといった疑問も多いようです。

ネコは水を飲む場合、自分が喉が乾いたとき、好きなところで好きなだけ飲む性質のため、飼い主が飲み水として準備しても飲まない場合も普通です。

飲まないネコの場合、水道の臭いが気になることもあるようで、風呂場の残り湯ばかり飲むネコや、炊事場の洗い物の器から飲んでいるネコもいるそうです。

ネコの好きにしたらいいものですが、このような水では非衛生的ですし、洗剤などが入っていて中毒する心配もあります。

子猫のうちからエサをあげるときに水をおいてあげると、食後にすぐ水を飲む習慣もついて、変な水を飲まないようになるようです。

給水ボトルなどで飲み方を覚えてくれるなら、こういった心配もなくなります。

給水ボトルは、ネコがきれいな水をいつでも好きなだけに飲める利点がある他、床おきの水皿のように転倒してこぼれてしまうといった心配もありません。

飼い主にとっても、ネコの飲んだ水の量がよくわかるので、ネコの体調なども知ることができます。

とはいっても、そういった飼い主の意に反して、給水口から水を飲もうとしないネコも多いようです。

水が出るところを覚えさせるために、水口にネコの好きなミルクや甘いくりーむを塗ってみたりした事例もあるようですが、あまり効果も無いようです。

何か水に代わるものでも与えなくてはと考え、いろいろ与えたところ牛乳はおいしそうに飲むので、結局そればかり与えるようになってしまった例の他、エサのササミをゆでる時に残った茹で汁（何も調味しないもの）を与えるとよく飲んでくれるなど、飼い主さんもいろいろ工夫しているようです。

諦めたというか、あまり水のことは心配せず、好きな飲み物を与える飼い主さんも多いようで、おしるこや生クリーム、コーンスープなど喜ぶので与えている方もいるようです。

こういった人間の飲み物は、ネコの健康にとってあまり良いものではありません。

スープなどでは香辛料や塩分、ネギ類などは、ネコに害がありますし、糖分の多い飲み物であれば、カロリーのとりすぎで肥満ネコになってしまう心配もあります。

ネコの肥満も人間と同様、糖尿病をはじめとする各種疾患の原因となりますので注意したいものです。

ペットの飲み水