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ペットの飲み水

子猫の水の与え方

子猫は大人のネコとちがって、体内調節機能も未熟で弱く病気に対する抵抗力もとても弱いものです。

ペットショップで販売されている猫も子猫が多く、購入して家庭で育てるという環境の変化だけでも子猫には大変なストレスとなる場合が多いものです。

ここでは、そういった子猫の世話に視点をあてた、飲料水の与え方などの基本についてご紹介します。

母乳で育っている子猫

子猫で離乳していない子猫の場合には、母親に任せるなどで、特別水を与える必要はありません。

母親の母乳は完全食で子猫に必要な栄養も水分も十分に与えることができます。

母親が何らかの理由で母乳が十分に与えられない、または育児放棄した場合でも猫用ミルクを人工的に飲ませてあげるだけで世話をみることができます。

この時期は子猫の免疫力など、一生を通して健康を維持する機能の決まる時期であるため、子猫の世話は大変デリケートなものになります。

離乳後の水の与え方

生後3週間目になると子猫の離乳が始まります。

この時期は、母乳だけではなく、母親の食べるものにも興味が出てきます。

この頃になると歯もだんだんはえてきますので離乳食などを与えます。

離乳食は猫用のものを準備しますが、最初はぬるま湯で薄くしたものを飲ませます。

子猫によっては硬いドライフードにすぐに挑戦するものもいますが、この場合も食べやすいように水でふやかしてあげるか、猫用ミルクで柔らかくしたものを与えるようにします。

普通のエサを食べるようになると、飲料水も必要になりますので、冷たい水は少し暖めて、少しづつ水を与えるようにすると、水をのむ習慣をつけることができます。

最初は水の飲むというより、舐めている感じですが、味に慣れると飲む量も次第に増えてきます。

子猫に水を与える場合は最初は手に少しつけて口許につけてあげるようにします。

この時必ず子猫の体は頭やお腹が下を向くように与えないと水を飲むことができません。

水をいやがる場合には最初少量の猫用ミルクから飲ませるようにします。

だんだんと水になれてきたら、エサを与える時にそばに水を入れた皿などを置いて自分で飲めるようにします。

飲み方が下手でこぼしてしまう子猫もいますので、清潔なおしぼりに水をたっぷり染み込ませて皿においておくことも良いでしょう。

体調不良の時の水分補給

生後3ヶ月をこえると子猫も親と同じような食生活になり、水も飲むことに慣れてきます。

しかしまだ病気に対する抵抗力や体力も弱く、ちょっとした環境変化やエサの変化で体調を壊しやすいものです。

下痢などが発生すると脱水症状もすぐにおこってしまいます。

自分で水を飲まない場合には、飼い主が飲ませてあげるなどの処置も必要となります。


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