リスは昼行性の動物です。
朝日を浴びて目が醒めて、昼間は活発に行動します。
リスに水を与える場合は、リスが眠っている時は行いません。
リスはとても臆病でちょっとしたストレスでも大きなショックを受けます。
リスの世話を行う場合にも、リスの性質を良く理解して、できるだけ驚かさないような配慮が大切です。
毎日決まった時間に水換えやエサ、掃除などを行うと、リスも慣れてきて、ストレスが少なくなります。
与える水について
リスは普通1日に飲む水の量は約5~10mlです。
この量は目安で、エサの量や環境、季節で変化します。
水を与える時は、いつも新鮮な水が充分飲めるようにして下さい。
人間用の飲み物はリスに必要ないばかりでなく、害を与えるものが多いので水のみを与えます。
水は清潔な真水ですが、水道水で問題ありません。
リスは活動が活発で、とても好奇心があり、何でもかじってしまうことがありますのでケージに外付けできる給水ボトルを準備すると良いでしょう。
給水ボトルは小動物用のものが各種販売されており、価格も300~1500円程度で安価です。
リスは噛む力が強いので吸い口は金属製のパイプのついたものが耐久性もあり長く使えます。
水を与える時の注意点
リスは大変デリケートな動物で、飼い主であっても世話で近づく時に、驚いてパニックになる場合もあります。
また、驚いた拍子にケージの隙間に体を挟んだり逃げようとして、飼い主もあわてて捕まえようとして、骨折や尾切れなどの事故も起きやすいのです。
リスの尾はとても弱く、簡単に皮膚が抜けたり切れやすいものです。
リスは縄張り意識も強いので、飼い主に力一杯噛みつく場合もあり、怪我にも注意が必要です。
こういったリスの性質を踏まえて、水の交換でケージに近づく場合には、目覚めて少し時間が経った午前中が良いでしょう。
リスの世話では丈夫な皮手袋などがあったほうが良いでしょう。
季節による水やり
春はリスにとって冬眠から目ざめ、活動が活発になる時期です。
気温の上昇とともに飲む水の量も増えてきます。
梅雨時は水も痛みやすくなるので、毎日交換しましょう。
夏は気温がさらに上昇し、リスにとっては苦手な季節となります。
リスも熱中症などになるおそれがありますので、水は十分に飲めるよう配慮します。
水は高温になるとすぐ腐敗しますので、給水ボトルは毎日清潔に洗って、新鮮な水に交換します。
秋になると、リスは冬眠の準備で食欲も活発となります。
水は不足しないように与えます。
冬季はリスにとって冬眠の時期です。
活動も少なくなり巣内で眠ってばかりいるようになります。
しかし数日おきにトイレなどで起き出す場合もありますので、水はいつでも飲めるように準備しておきます。
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