リスの飲み水を実際に与える飼い主の方の中には、問題が発生したり、疑問を持つ場合もあるようです。
これからリスを飼育してみようと考えていらっしゃる方や飼育初心者の方にも参考になるのではないでしょうか。
給水ボトルの選び方
給水ボトルは、ペットショップやホームセンターのペットコーナーなどで販売されています。
リス用と明記されたものを選べば問題もありませんが、ハムスターやモルモットといった小動物兼用のものなどもありどれを選んで良いか迷う場合があります。
リスは他の小動物のペットボトルでも兼用できますが、歯が強いので、プラスチック製の飲み口は壊れやすいものです。
ステンレスのパイプで作られた飲み口のついたものがおすすめです。
リスは跳躍力も優れているので、ボトルをおもちゃにして破損させる心配もありますので、ボトルをケージの外部に固定できるような製品を選ぶのが得策です。
また、ウサギ用のものは、ボトルの容量が大きいだけではなく、飲み口もリスの口のサイズより大きくなっていますから、注意しましょう。
給水ボトルの水漏れ
給水ボトルは、多くの場合プラスチック製のボトルとなっています。
値段や種類もいろいろとあり、材質の強度や耐久性、部品の精度などピンからキリまであります。
安価なものは、部品の精度もわるく水漏れが発生する場合もあるようです。
リスの場合は運動力もたかく、ケージ内で元気に遊ぶことも多いので、給水ボトルも常時激しい振動にさらされると考えてください。
不必要な振動によってキャップ部分が破損したり緩んで思わぬ水漏れなどのトラブルが発生しないように、ボトルの材質、強度、固定方法などを工夫してみてください。
水の飲みかたがわからない場合
主に子リスに多い問題が給水ボトルから水を飲んでくれない事です。
水を飲まない原因の多くは、吸水口の不具合で、水が良く出ない、水が詰まって出てこないという場合が多いようです。
また、水のストッパーの精度がわるく、水がもれ出てくる場合も、リスは濡れるのを嫌って飲まない場合もあるようです。
こういった吸水器のトラブルは、ケージの環境を悪化させたり、必要十分な水分補給の支障となりますので、正常に動作するものと取り替えるのが良いでしょう。
水の出方が悪いと思われる吸水器でも、取り付け角度を少し変えてみると、正常に動作する場合もあります。
また、水を飲まない子リスも、吸水口の高さや位置を変えてあげると、飲むようになる場合もありますので、新しいものを購入する前に、一度工夫してみるのも良いでしょう。
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