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ペットの飲み水

ハリネズミの給水道具

ハリネズミの給水道具

ハリネズミには飲水の準備が必要です。

水はハリネズミの命を支える重要な要素ですから、最初に飼い始める前から十分に研究して飲水の環境を整えて置く必要があります。

ケージの水環境づくり

野生のハリネズミは1日に数キロ移動するぐらいかなり活発な動物です。

そのため体のわりには大きなケージを考えた方が良いでしょう。

ケージ内には餌場はトイレ、巣箱、遊び場といったスペースがありますから、水の置き場も考えて置かなくてはなりません。

水に置き場は他の設備を濡らしたりしない場所で、かつ巣箱から離れたところが適しています。

また、ケージのコーナー付近はトイレとして利用するので、衛生面から考えてコーナーは避けた方が無難です。

遊び場にはホイール(回し車)を置きますので、ここも水場としては適していません。

床置き式の水場であれば周囲を濡らしたりしますので、余裕をもったスペース確保が必要です。

水容器に飛び込んだり、ひっくり返し水が万一こぼれても良いように、床の水はけや床材の工夫(給水マット)なども準備します。

給水ボトルの準備

ハリネズミの飲水は床置き式の皿などが、自然の状態に近く理想的なのですが、ケージ内ではハリネズミの活発な行動で水がこぼれたり、周囲を濡らしてしまう欠点があります。

また、水が汚れやすく頻繁に交換する必要もあるでしょう。

こういった問題を解決するために給水ボトルを設置して飼育される方が多いようです。

給水ボトルはペットショップなどでいろいろなタイプが販売されていますが、ハリネズミは体の割には大量に水を飲む場合が多いので、小形動物用(70ml)程度の容量では不足するかも知れません。

大きめサイズのボトルであれば良いようですが、今度は飲み口のサイズが大きすぎてハリネズミが水を飲めない場合もありますがら、よく検討する必要があります。

迷った場合には一つ試しに購入して状況を見てから、良いようであれが、さらに予備としてもう一つ購入しておきます。

この理由は給水ボトルは毎日必要なものであり、突然破損した場合には同じものが手に入るかどうか解らないからです。

飲み口のサイズが悪くハリネズミがうまく飲んでくれない場合には、床置き式の水入れも併用してください。

小鳥用の水飲み瓶などもあり、飲み口が小さいので飛び込んだりする心配も少なく異物の混入や水の蒸発も抑えることができます。

給水ボトルはハリネズミは苦手な場合が多く、水ボトルトレーニングが必要な場合(ゴートミルク利用)もあるようですので、慣れて覚えるまで気長に見守ってあげてください。


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