デグーの水管理のポイント
基本的な飲み水の与え方
デグーに水を与える時は、新鮮な水がいつでも飲めるような給水ボトルを設置すると良いでしょう。
うまく飲めないデグーの場合には床置き式も併用して問題ありません。
餌の水分量によって飲み水の飲み方も変わってきますので、飲み水があまり減らない時は餌の種類や量を見直してみてください。
テグーはビタミンC不足になりがちなので、新鮮な野菜や果物を与えますが、これらは水分が多く、糖分も含まれていますので、カロリー代謝が低いデグーは肥満になる場合が多いといわれています。
繊維質の豊富なデグー用の配合飼料と飲み水で管理する習慣をつけるとデグーの健康にも良いでしょう。
ビタミンCの不足が心配な場合は餌にビタミンCの配合されているものを選びます。
しかしビタミンCは保存中でも壊れやすいので、サプリメントを飲み水にその都度加えてあげるのもひとつの方法です。
また生のニンジンを与えるとビタミンCの吸収が阻害されますので注意しておきましょう。
飲み水を与える環境
テグーに水をあたえる場合には基本的な飼育環境も整える必要があります。
デグーの快適な温度は20~24℃。
低湿度は40%前後が良いとされています。
この条件の範囲で、エアコンで調節できるのであれば理想的です。
急激な寒暖の変化や加湿環境では、水の傷みも速くなり、デグーにもストレスがあります。
寒い場合は下痢になったり、風邪で体調が悪くなりやすく、食事や水も十分に飲まなくなりやすいので、寒い場合には保温器具を使い暖かくしてあげる対策が必要です。
水の交換時には飲み水のチェックだけではなく、やさしく声をかけてあげるだけでも、デグーはとても安心するようです。
飼い始めて一週間ぐらいまではなるべくそっとしてあげた方が良いでしょう。
それから少しずつおやつを与えたりしてコミュニケーションを深めていくと、警戒心がなくなってスキンシップもとれるようになるものです。
スキンシップの場合でも抱き上げる場合は背後から持たないなど基本的なルールを良く守って接するようにすると、呼べば寄ってきたり、手に乗ってきたりするぐらい仲良くなれるでしょう。
与えてはいけない飲み物
デグーの健康を考えるのであれば、飲み水以外の飲み物は基本的に与えない方が良いでしょう。
人間が口にするジュースや飲み物は糖分が多くデグーの健康に良いとはいえません。
しかし病気などで薬を飲ませる時や水分補給の必要がある場合には、甘いシロップなどを加えて飲ませる場合もあるようです。
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