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ペットの飲み水

モモンガの環境と水

モモンガの飲水を与える時に大切な事として、いつも留意しておくことがあります。

それは水を与えるのだが、それだけでは無いと言うことです。

もちろん、モモンガに必要な良質の水を好きなときに好きなだけ与えることは、基本中の基本になりますが、モモンガの水を取り巻く環境やモモンガの体調によっても水の与え方はシームレスに変えていかなくてはなりません。

この種の水をこれぐらい与えておけばモモンガは健康という単純なものではありません。

寒い時期と暑い時期では水の鮮度もかわってきます。

モモンガは暑い時には比較的に水をたくさん飲みますが、鮮度が落ちた水は臭いで感じるらしく、飲みたくても我慢する場合もあるようですね。

モモンガに水を与えるということは、毎日決まった時間にモモンガの様子をチェックできる良い機会です。

食事は残っていないか、食欲があるか、下痢などはしていないか、ケージ内は清潔かといったこともチェックできるのが、飲水交換時でもあるのです。

給水ボトルであれば減った水の量からモモンガが飲んだ分量がわかります。

いつもよりたくさん飲んだとしたら、暑すぎたのかもしれません。

あるいは、餌の糖分が多すぎた場合もあるでしょう。

何かストレスがあって飲水の量が変化する場合もありますし、もちろん給水器が故障している可能性もあります。

こういった水まわりからモモンガの世話や健康を考えることこそ、飼育の基本となるものです。

モモンガの水交換時は、五感を総動員して、いつもと違っていることが無いか観察してみましょう。

スキンシップの反応はどうでしょうか。

モモンガは独特の尿臭や体臭がありますが、いつもと違う臭いであれば、ケージが排泄物で不潔になっている場合もあります。

下痢をしている時はおしりの部分が汚れていますので、よく拭いてあげましょう。

また、脱水症状のケアも必要になってきます。

モモンガはトイレといったしつけもできないので、ケージのいろいろな場所で排泄します。

食事も食べ散らかすというのがモモンガ流ですから、それだけ水の汚れもおきやすいので、こまめに換えてあげるのがベストです。

毎日の水換え時は、汚れのひどいところを取り替え、定期的にケージ全体をクリーニングすると良いようです。

モモンガは、ある程度自分の臭いが無いと安心できません。

クリーニングは衛生上必要になりますが、掃除のあとは、要所に少し臭いをつけてやるのが世話のコツです。

清掃前の床材などを少し残しておくとよいでしょう。

モモンガは夜行性なので、こういった作業は起きている夕方や早朝が良いでしょう。

昼間はそっとしておいてゆっくり睡眠をとらせてあげましょう。


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