モモンガの水管理グッズ
モモンガに与える水の与え方には、決まりはありませんが、水が飲めない状態は避けるのが基本です。
また与える水は新鮮なものを用意したいのですが、そのためには、飼い主が簡単にそして楽に水の交換ができるものがベストです。
おすすめの給水ボトル
モモンガに水を与えるためには、どのような方法でも構いませんが、衛生的に十分に水を飲ませることができるような道具選びが必要でしょう。
多くのユーザーが選んでいる方法は、給水ボトルを利用する方法です。
給水ボトルは設置式の水入れと異なり、飲み口などの部分の他は半密閉状態になっていますので、飲んだ量だけ水も減り、水が不用意にこぼれたり、汚染される事を防止できるのです。
給水ボトルといっても、モモンガ用として販売されているとは限りません。
主に小動物用として販売されているもので代用できます。
給水ボトルにも材質や品質に差があり、複雑な構造をもったものや、かわいらしいデザインのものも多いと思います。
販売店の方がモモンガを飼育した経験があれば、どれを選べば良いか聞いてみることもできますが、普通は良さそうなものをひとつ試しに購入して、しばらくうまく使用できるかどうか確かめた方が良いでしょう。
便利で高価な給水ボトルであっても、肝心のモモンガがうまく水を飲んでくれないのであれば、採用できません。
しばらく使用してみて、特に問題がないようであれば、もうひとつ同じものを予備として買っておくと、便利です。
私の経験上、給水ボトルは400円~1,500円程度で購入できますのでそれほど高価ではありません。
具合が悪ければ、新しいものを試すこともそれほど難しくはないでしょう。
また、こういった製品はショップでも回転が速く、その時にあったものでもしばらくすると無くなってしまい、在庫を注文しなくてはならない場合もありますので、モモンガと飼い主のお気に入りの給水ボトルは大人買いをしておくのも良いかもしれませんね。
給水ボトルの耐久性を考えるならば、モモンガにできるだけボトルに触れさせないようにする必要があります。
ボトルは外部に設置して、飲み口だけケージの中に入れるようにできれば良いのですが、それでも壊してしまうモモンガがいます。
給水ボトルを見えないようにして、飲み口の部分だけ穴を開けてケージの中に入れてやるといった工夫も必要でしょう。
そのほかの給水グッズ
モモンガの中には、どうしても給水ボトルになじまない子もいるようです。
飲み口の高さや角度なども変えてみて、それでも飲まない場合には、とりあえず水入れを用意する必要があります。
陶器やステンレスの深めの容器でできるだけ安定したものを選んだ方が良いでしょう。
水入れの置き場所や高さによって飲んだり飲まなかったりする場合もありますので、飲みやすい場所に置くなどの工夫も必要です。
水入れタイプはとても水が汚れやすくなりますので、頻繁に交換してあげる必要があります。
また、水も周囲にこぼれやすくなりますので、頻繁にケージのクリーニングが必要となってきます。
その場合を考えてクリーニング時の一時避難所としての小型のケージを準備しておくと便利です。
小型になるほど、窮屈なので、ケージの周辺も汚してしまいます。
こういった事も考えてペットシーツなども用意しておくと良いでしょう。