ヤマネの水の悩み
給水ボトルの破壊
ヤマネの水で最も多い悩みが給水ボトルを齧って壊してしまう場合です。
給水ボトルは小動物用からウサギ用の
かなり大きなタイプまでありますが、ヤマネは体も小さくそれほど多くの水は必要なさそうです。
ある飼い主さんによると小さな給水ボトルでも水の量だけであれば2~3日は十分もつと言っています。
小さな給水ボトルは小型の動物用のためプラスチック製が多くコンパクトなのであまり頑丈に作られていません。
また、プラスチックの破片で口先を怪我したり、飲み込んだりする心配もあります。
これは給水ボトルだけの問題ではなく、ケージ内のエサ入れや巣箱など備品全てに共通の問題でもあります。
給水ボトルは壊れてしまうと水が飲めなくなり、水漏れでケージ内を濡らしてしまう心配も出てきます。
ヤマネに使用する場合には材質がガラスや金属のもので、簡単に齧って壊さないようなものを選ぶ必要があるでしょう。
できればケージの外にボトルを設置してのみ口だけ衣装ケースの中に差し込むといった工夫も必要かと思われます。
脱走問題
ヤマネの脱走の問題がかなり報告されています。
ヤマネは良く懐くという方と、かなり難しいという方で意見が分かれますが、それは手乗りするぐらい懐いているヤマネでもスキがあればすぐに逃げだそうとするからです。
そして脱走したら家の狭いところに逃げ込んでケージに戻すのが大変という事もあるようです。
飼い主さんもあきらめて、エサと水を隠れていそうなところに置いておくといった方もいるようです。
日本のヤマネの生息地では保護の観点からヤマネが溺れたりしないよう風呂にはフタをしておくよう勧めている事例もあるようです。
脱走するとヤマネも危険が多くなりますし、十分な世話もできなくなりますので注意したいものです。
噛み付く個体
飼い主がエサや水交換の世話をしようとすると決まって手に噛み付くヤマネもいるようです。
ヤマネは本来臆病な動物なので安心できるのは薄暗い物陰など狭いところが好きなようです。
おそらく自分のテリトリーがあって、飼い主さんでも侵入してくると逃げ場が無い時は攻撃に転じるのではないかと思われます。
他の小動物でも甘噛みなどする場合がありますが、慣れると回数も減ってきます。
しかしヤマネの場合はなかなか馴れないという報告もあるようです。
このため、ヤマネの日常管理でもヤマネの事を良くわかっていないお子さんなどがいる場合には注意が必要です。
⇒ペットのお世話と掃除が楽チン!サッと除菌&消臭
⇒ペットの為の健康的な飲み水はコレだけ!
⇒ペットの臭い対策!消臭剤だけではダメな理由!