赤ちゃんヤマネの水の世話
ヤマネの繁殖やベビーの世話については情報が少ないようです。
これは日本のヤマネは保護されており飼育できない事、飼育可能なアフリカヤマネも日本に紹介されてまだ日が浅いことなどが原因として考えられます。
ベビーに与える飲み物
ショップで購入できるヤマネのベビーは生後一ヶ月程度のものが多いようです。
この時期のヤマネは離乳食併用時期でもありますが、ショップでは販売するために親から離して普通の食事や飲み水も受け付ける状態になったヤマネを販売することが普通です。
基本的に購入したヤマネは飼い主がミルクを与える必要はありません。
よくわからない時は、ショップに聞いてみると良いでしょう。
購入する際に与えていたものと同じミルクや餌、給水道具であれば楽に慣れてくれるようです。
離乳していないヤマネの場合、飼い主さんの体験談では、人間用のミルクにヤギミルクを加えたものを与えて問題なく成長しているようで、他の草食小動物と比べ糖分やカロリーの多めのミルクでも問題無さそうです。
ニホンヤマネの場合は森の樹木の花の蜜なども好んで飲むようですし、中には蜂蜜のカロリーより高い樹木の蜜なども食べているようです。
ヤマネは本来甘いものが好きな動物なので糖分の多いものでも蜜のようなものであえれば与えても良いようです。
ヤマネのベビーにとって嗜好的に人間用ミルクが好まれるようなので、食欲の出ないベビーでも飲んでくれる場合が多いようですね。
ミルクの与え方
離乳が完全に終わっていないヤマネのベビーの場合、4時間おきにミルク与え、排尿させたり、手で暖めててあげたり、コミュニケーションで優しく声をかけてあげると2週間程度で手乗りでよく甘えるような個体もいるようです。
ヤマネを小さなうちから育てるとよく懐くという話もある反面、ヤマネは警戒心が強くなかなか懐かないという説もあり、育て方のタイミングや個性なども関係するのかも知れません。
また、良く懐いたように見えるヤマネでも油断すると簡単に逃げ出して隠れて出てこないといった話もありますし、世話をするたびに齧りつくヤマネもいるようです。
毎日手のひらで軽く包み込むようにしてミルクや水、小さく切った果物やチーズなどをおやつとして与えると飼い主さんを覚え受け入れてくれ易いようです。
給水ボトルの場合
給水ボトルの飲み口を齧ったり、ボトルに穴をあけるヤマネもいます。
この場合は鳥の水入れ(陶器製)などを設置してあげると良いでしょう。
水の深さが深いと飛び込んで溺れるヤマネもいるようですから、水入れは浅めの安定したものを準備した方が良いでしょう。
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